2021.12.16 |イベント

12月のやっちゃば〜農業体験〜

2ヶ月ぶりのやっちゃばでの農業体験!

やっちゃばはPips深沢の近くにある農園で、東京農業大学教授のいとう先生がきりもりされています。

この日は、刈り取られた稲の穂先からもみを分離する脱穀に挑戦しました。稲を見ると「おこめ〜!」と喜ぶ子供たち。「普段食べているお米とは姿が違うね。」と、いとう先生が仰ると、「皮がついてる!」と鋭い子どもたち。

いとう先生は割り箸脱穀と自転車脱穀をご紹介してくださりました。割り箸を使って穂先からもみを取るのはなかなか難しいですが、楽しんで取り組んでいた子どもたち。





いとう先生がもみ殻を取る籾摺り機械をぐるぐるまわすともみ殻がとれ、玄米があらわれました。皮が取れていく様子も子どもたちは興味津々に見つめます。

「この玄米の皮を取ると、みんなが食べている白米になります。脱穀も大変、もみを取るのも大変、お米を作るのはとても大変なのです。みんなお米は一粒残さず大切に食べてくださいね。」と、いとう先生。



畑の見学では、ルッコラ、水菜、菜の花の味見をさせて下さりました。やっちゃば農園のお野菜は全て無農薬で、いとう先生が種から大事に大事に育てているお野菜です。採れたての新鮮な無農薬野菜は、味が濃く、野菜本来の味を味わうことができます。

子どもたちも野菜を手に取り、「おいしい!」「なんか、あまいね。」「にがい〜!」とそれぞれの感想。

普段、お野菜が得意ではなくお弁当がすすまない子も、この日はお野菜を握り締めてほう張っていました。食卓で並ぶ野菜や、スーパーで並んでいる野菜だけでなく、農園で土から生えている野菜をみたり触ったりすることで見方が変わり、苦手意識がなくなるんですね。



この日は、サンチュ、水菜、菜の花の収穫をし、お土産としていただきました。また、いとう先生がご自身で作られたお正月の輪かざりをプレゼントしてくださりました。

「この輪っかも、さっきのお米の稲からできているんです。無駄になるところがないんです。」と先生がおっしゃっていました。



農園では一輪車タクシー遊びと、カモや鶏たちとふれ会えたり、この日もやっちゃばを思いっきり楽しんだ子供たちでした!
Pips・インターナショナルスクール