2022.02.14 |ブログ

先生のオススメ本屋さんのご紹介

Pipsの子どもたちは絵本が大好きです。先生が授業中に絵本を読むと、英語でも日本語でも、集中して本の世界に引き込まれていくこどもたち。
「I have this book!」と教えてくれたり、家でお母さんやお父さんが本を読んでくれることを楽しそうに教えてくれます。

今回はそんな子どもたちにおすすめしたい本屋さんをご紹介します。

土曜日クラスと下馬のリトミッククラスを担当してくれているヨリコ先生は、この道30年のベテラン、音楽教育のプロフェッショナルです。

そんなヨリコ先生が10年以上通っている本屋さんがこちら。

『絵本・児童書・シュタイナーおもちゃの専門店 ー よちよち屋』




店長の中本さんがこだわり抜いて選んだ絵本が店中に並んでいる、絵本のセレクトショップのようなお店です。ブルーナ、センダックなど有名な絵本作家の本から、普通の書店では見つけられない絵本や、木組みのおもちゃや文房具などを数多く販売していらっしゃいます。



店構えや店内の作りからこだわり抜いて作られた素敵な本屋さんで、気持ちのいい空間です。店長の中本さんはとても情熱的な方で、絵本に関することを質問すると、快く教えてくださります。どんな本を買ったら良いだろう?と悩まれる時も、子どもたちの性格や、今持っている本をお伝えすると、オスススメの本を教えてくださりますよ。プレゼント用の本なども、相談されると良いかもしれません。

お店には日本語に翻訳された本が置いてありますが、絵本は直訳ではなく、ニュアンスや言葉において大切な「韻」が伝わる翻訳がされているので、美しい日本語の勉強になります。翻訳された本に合わせて英語の原文の本を揃えて持つのも子どもたちの語彙力に良い影響を与えることができますし、大人もまた学ぶことができます。英語という言語は特に、韻を揃えて単語や文章を組み立てていくと、知性と教養のある美しい文章となり、読み手に強い印象を与えることができます。そういった文章を幼少の頃から読み聞かせていくと美しい文章は子供たちの耳、そして心に刻まれるでしょう。



よちよち屋は、シュタイナーを基軸として考えられたお店です。シュタイナーの感性や芸術性を重んじ、遊びを通して人間力を育てていく考え方はPipsと重なるところがあります。Pipsでは、右脳・左脳教育をベースとした学習に力を入れていますが、それだけではなく、強い心と強い体を育てていくという理念があります。農業体験や毎月のピクニック、季節折々のイベントやスペシャルクラスを通して、子どもたちの感性や好奇心にアプローチし、子どもたちの好きなことや、得意なことを広げていきます。テストでいい点数を取れるだけが偉いわけではありません。それよりも、人に優しくユーモアがあったり、自分の好きなことに没頭できたり、おおらかな尺度を持っていたり、心に余裕がある方が人生が豊かになりますね。子どもたちが自分自身で感じ、自分自身で考える機会をなるべく多く与えたいと考えています。

さて、英語の本ですが、英語の本をお探しの場合、新宿の紀伊国屋の洋書専門店が有名です。Pipsの英語の先生たちも利用する書店です。今の時代は英語の本はオンラインで購入することができますし、中古などで安く購入することもできます。しかし、1フロア全て洋書が揃っているような空間に子どもたちを連れて行くのも、また良い経験となると思いますので、ぜひ子どもたちを書店に連れて行って、たくさんの本の中から自分の好きな本を選ぶという経験をさせてあげてみてください。

 
Pips・インターナショナルスクール